*僕の小さな心と大きな反抗

君へと送ろうとして買った花束
とてもきれいな色を放っていた
どうしても君へあげたくて
僕はずっと花束を枯れさせまいと、持っていた
だが、その時は虚しからず訪れなかった
僕と君の間に亀裂が入った
「嘘」という名の「誤解」で
そして、花束は枯れ果て
君へと送る花束はやがて花びらさえも落ちて逝き
しまいには、とがった棘の管だけが残った
刺さると痛そうな棘が光を放っていた
その棘はまるで刃のようで凶器のようで
僕の手の中で怪しく光る
しまいには、いつの間にか君の喉元に突き当てていた
僕がいた
そして僕は君に最初で最後の言葉を告げた
「*****」